【猫と針】雑記しかないブログ
感想ブログで書いていたら、ゴチャゴチャとしてしまったので、書ききれなかったことを...
単なる自己満足の雑文ですので、
ちょっとゆるめです。
初日(9月4日)に行ったのは偶然。
一緒に行ってみたいと言ってくれた友人の都合が良かったから。
品川駅が大混雑したあの台風の日です。
台風を見越して、かなり早目に出発。
時間を潰すためのファミレスに目星をつけ
先ずは会場がどこか確認しようと……
畑中さんが歩いてる〜!!!!!(太文字かつフォントサイズがめちゃくちゃ大きくなってるイメージでお願いします笑)
さすがに声はかけられませんでしたが、確認。
間違いなく畑中智行さんだった。
「おおお」となりつつ、ファミレスへ(どうでもいい)
予約だけは早く済ませたので、
ちょっと早目の整理番号で入場。
思い切って前列、舞台向かって左端に座ったのが、思いかげずラッキーな結果でした。
始まるなり目の前に進んできてしゃがむタカハシ役の前田綾さん。初めてでしたがドキドキしました。
でも気になったり、面白かったことを
先にいくつか。
先ずは暗転。
この暗転、何度かあるのですが、
本当に真っ暗になる。
そして、照明と共に役者さんが登場したり立ち位置が変わっていたり...一番ビックリしたのは、暗転の間にスーツの上着を脱ぎワイシャツ姿で場所も移動していた、フィルム上映後のタナカ役の阿部丈二さん。
設定に関しては、公式サイト以上に調べず行ったので「台風のように強い風が吹いている日」の当日の天候とのリンクが、わざとなのか元からなのか分からず、少し混乱しました。2回目で設定だと確信。
2度見ても分からないままなのは
ゴルフボールの意味...
あれって、あの可愛らしく(笑)靴底を見せるサトウの為だけにあったフリですかね!?
(;-ω-)ウーン
空調。
わざとのように止まることで、会場が蒸し暑くなる。その蒸し暑さは会話や場面の、ある種の緊迫感とリンクしていました。
初回はアクシデント?と思いましたが、
2回目で演出だと納得。
立ち位置。
これは予想です。どの場所に座ったとしても、
必ず誰かと被っていて、どの場面でも
五人全員の表情が同時に見える席は無かったのでは!?と、ちょっと思っていたり...
敢えてそのような立ち位置の配置で、
それぞれが座ったり前に出たりは
かなり計算されていたのかな?謎です。
犯人は?
例えばですが、私はもしあの五人の中に
オギワラ殺しの犯人がいたり、
犯人を知っている人物がいたら、
これほど「良い舞台を観た」とは
思えなかったと思っています。
だから、私はあの終わり方、好きです。
ここからは、ちょっと真面目に。
独白場面。少し暗くなって語り出すことで周りには聞こえてない風。でもただそこに居る人を見ると、何だか分かっているような、不思議な空気感。
台詞のはしばしにあった、思わせぶりな言葉達。
何度か書いていますが、私には、この舞台、
不思議な平板さがあり、目と耳を通して、頭の中で文字になり、それが胸の中に落ちてくるような感覚で初回を見ていました。
とても不思議でした。
―――ここでスズキ、後ろに振り返り台詞。
例えば、こんな風に。ト書というのでしょうか?
こういう動きまでが文字になって、
ストンと落ちてくる。
俯瞰とも違うのですが、それでもラストのタカハシの独白場面の台詞のせいか、
実はこの舞台全て、タカハシが、あの日、あの時を撮影していたカメラの録画を見せられていたのでは!?
同時進行と思って観ていることこそがミスリード?等と、うがってみたり...
そんな事をつらつらと思い出しながらブログを書いていて感じていました。
初日のカミカミ部分はご愛嬌(笑)
実際、あの初日の笑いはなんだった?と思うくらい、2回目(9月7日)は、全体にシリアスな雰囲気が客席にも漂っていました。
初日、面白かったから、どうしよう?
そんな程度でいたところで、私にはストレスフルな日が訪れ、6日の夜に、ちょうど今1番聴いているmoke(s)のボーカル、町田直隆さんの弾き語りツーマンライブも7日にあると気づき、どうしても行きたくなってしまいました。
これは私の勝手な思い。
よくツイッターなどでも流れてくる
「自分を機嫌よく保てる人は……云々」
ものすごく分かるし、納得だし、周りにいてほしい人達だと思ってます。
でも、人間、一つの顔、一つの感情で生きていけるものなの!?と...
音楽でも映画でも読書でも、私はわりと手広いです。一つの思いだけでは生きていけないので、
そんな中でもライブハウスと劇場(美術館も)は、大人が泣いたり笑ったり自由に出来る数少ない場所だと思っています(マナー必須。古参や回数通ってますアピールは怖い)
だから行きたかった。劇場に、ライブハウスに...
結果、軽く感想をお伝えするつもりが、石原さんの前でも町田さんの前でも涙ぐんでしまいました。
さすがに我ながらコントロール出来なさすぎて、情けなかったですが、それでも「行ってよかった」
『猫と針』だけにしぼって言えば、
2回目は、ページの捲り直しと共に
気づかずに読み飛ばしていた重要な場面の
再確認となりました。
全ての登場人物の弱みや本音、
苦悩や人には言えないこと。
あちらこちらに自分自身の姿がありました。
痛かったな……本当に痛かった。
でもスッキリしました。
やっぱり「楽しかった」
台詞は今もかなり覚えています。
ヤマダの懺悔から、タカハシの記念館へと
話は飛び何故かおにぎり談義へと...
そしてそこから、食中毒事件の真相と
繋がる訳ですが、、、
長い!全く文章を纏め、精査する能力がございません!!良かったら感想ください(笑)
第3弾には続かないことを願いつつ(追記はあるかも!?)〆ます。
またこんな風に上質な舞台に出逢えますように!
…そろそろライブブログも書きたいな(懲りない)