テキトー日記

お出かけ感想日記なので不定期更新です。

観劇に興味を持ち出してからのアレコレ雑記・1

ふと、急に趣味が増えた気がして思い出して見ると、何をどう記憶を引っ張り出しても去年の演劇集団キャラメルボックスさんの夏公演『スロウハイツの神様』に興味を引かれて以来だなと気づいて、ここまでハッキリ記憶があるのも面白いのでつらつらと四方山思ひ出話をば…

スロウハイツの神様』観てません。
その時に興味があったのは「スロウハイツと太陽」というバンドさんが好きで、そのバンド名をキャラメルボックス代表の加藤昌史さんがツイッターで見つけて、ボーカルのシミズフウマさんが反応して、コラボ曲として「autumn」という曲が選ばれて…私はこの「autumn」を知らなかったので興味津々でツイート見ていて……結局、舞台は何だか敷居が高いとその頃は思っていて行かず、でも原作本は読んで、やっぱり行きたかったなと後から後悔。
あのデュマを彷彿とさせるラストの仕掛けに驚きました。
デュマの作品は人の縁の不可思議さを、ご都合主義と言われようと貫き通したものが多く、私はその"偶然"が現れる度、ニヤッとしつつデュマの作品らしいなと思って読むのが好きなのです。
というのはただの脱線。
でも辻村深月さんの他作品も読みたい。

そして本題へ……

きっかけは、やはり加藤昌史さんのツイートから。
次回作品は『夏への扉』ですと連日のようにいろいろツイートが流れてきて、原作に興味がでて先ずはハインラインの本を購入。読んだら面白かった!
そしてこれをどうやってけど舞台化したんだろう?と7年前の作品の再演だと知り興味がっ!
でもやっぱりちょっと高い敷居と金額(笑)

しかし知ってしまったのですよ!!
ハーフプライスチケットの存在を!
半額で観れるのか...予定は空いてる、あとは気持ちと行動力か...と迷ってたのに何故かどうしても行きたくて当日は池袋PARCOサンシャイン劇場へも迷いまくって会場へ向かってお出かけ腹痛(こう見えていきなりのプレッシャーには弱い)のため、急遽、正〇丸まで買ってしまうというドタバタの中で観た『夏への扉』は、、、、、
涙・涙で、なんでこんなに泣けるのか自分でも分からないくらいで、帰りの電車乗れるかな?ってくらい泣きました。
悲しかったわけじゃないのは、原作を知ってる方には容易に想像つくと思います。
しかし、あんなに泣くか!?と思いつつ、夢中で撮影OKタイムでは写真撮ってたな。

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ちなみにこらは3月22日19時の回
いまだに、何にあんなに泣いたのか分からない。
でもダニエルとピートが大好きになったのは間違いないです。

そして一日置いて3月24日16時30分の回へ。
どうしても、もう一度観たかった。
今でも7年前の初演DVDは持っていますが、今回の再演もDVD化されないか待ってます!!

この日は、笑いがいっぱい起こる日でお客さんの雰囲気でも何だか印象変わるんだなと知った日でもありました。最初に観た時はすすり泣きの音があちこちから聞こえました。

本来、こんな風に立て続けにチケット半額でも観劇に2回も行ける余裕は無い時期でした。
大げさに言えば「救われた」のかもしれないです。
私はなんの特技も技量も頭の回転の早さも持っていないけれど、それでもあの主人公を取り巻く人達の温かさやダニエルの努力に何かしら励まされる部分があったのだと思っています。
今でもやっぱり好きな作品です。ダニエル役の畑中智行さんの笑顔も良かった。そんな風にして高かった敷居が、私の中では「行きたかったら行けば良いんだ」そんな風になった作品。

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続いてはちょっと空いて、5月5日に
Story Dance Performance Blue 5th
『Sky and Blue〜空と海の真ん中で〜』
観て来ました。

その時の感想ブログ
https://tekitoukaeru.hatenablog.com/entry/2018/05/06/163220

キャラメルボックスの大内厚雄さん主催の企画。
しかも6年ぶりだそうで、上手くタイミングあっただけで嬉しかった。
あと「小劇場」の近さに驚いた。
そしてDVD、早く届かないかなぁと待っています(笑)

この時は2人で行けたのですが記事内に書いたとおり、誰かとあれやこれやと感想や気づいた伏線を聞いてもらったり、教えてもらったりできることも楽しかった。こういうの良いな…またBlueの公演、あったら良いな。(その前にDVD!?)

続けてやっぱりキャラメルボックスさんのグリーティングシアター『無伴奏ソナタ
こちらは初日、5月16日の19時の回と
翌日17日14時からの公演後に出航式というイベントもある回へ。

無伴奏ソナタ』は感じることも刺激される部分も『夏への扉』とは全く違って、その時の私の状況もあり、結局、感想ブログ「止むにやまれぬ想い」と「【ネタバレブログ】無伴奏ソナタ観てきました」
2回に分かれてしまいました。
夏への扉』の頃からブログ始めてたら良かったな。


改めて、受け手側に立っていることで感じる、自分自身の中にある感情の揺れや振り幅、何を観てどう感じて、どこに自分で落とし込んで整理しているのか、それが所謂「ひきだし」と呼ばれるモノかもしれないなと思うと、様々なことに触れること、それは後追いでも遅れたスタートでも良い、何も受け取らず日々を過ごすことになんの問題もないのですから。
それでも、媒体は音楽でも本でも映画でもなんでもいい。何かしら直接遭遇する時に感じる喜怒哀楽の感情を、文章や映像の中からも汲み取り感じることは、自分の経験だけでは出会えなかった、喜びや楽しみ、哀切や懊悩を感じられることに繋がるのだなと、ここ数年のライブや観劇といった趣味が増えたことで思うようになりました。

なんとか頭が固くなることなく、進めると良いですなぁ(年寄りかな!?笑)

と、言うわけで、ここまでで一旦閉めて、その2へいこうかと…(続くんかい!)