テキトー日記

お出かけ感想日記なので不定期更新です。

薄暗い昼と明るい夜の空

さてさて、駄文にしかならない予感しかしませんが、なんか書きたくなったから、たまに小っ恥ずかしいことでも書いてみますかね!?


いきなりですが、私は北海道出身です。
自分にとって思い出深い場所ほど、平成の大合併より前に、土地の名も変わる程の田舎。

だからこそでそこは私の記憶の中にしかない「帰る場所」になっていて、時々たまらない気持ちになる。
田舎が良いなんて、今更しゃあしゃあと語る気はないけれど、どんな面影も探せないのも寂しいものです。などと書出しつつ……

今回はちょっと違うお話し。


目視出来る太陽を見たことはありますか?
真冬の吹雪の日、猛烈な風に俯いて必死に歩いている時、ふと明るくなった気がして顔を上げると厚い厚い雲の向こうに太陽が見えることがあります。

不思議なことに照っていることが分かる。
でも周りはやっぱり昼間にしては薄暗いままで、
それでもそこには照っている太陽が確かにあることを、なんの躊躇いもなく直視して確認出来る。

私は、あの太陽を見れる日が好きで、暗い暗い雲におおわれた真冬の昼が嫌いではありませんでした。

と、言いつつ、風で雲がすっかり飛ばされて晴れ上がった空に浮かぶ真っ白な月と星の明かりを眺めながら歩く雪明りの夜も好きでした。

こちらに出てきて、あることから、ほぼ毎日、夜に高い所に行かなきゃ行けない時があったある日、夜なのに自分の影があまりに大きく深く出来たことに驚いて振り向いたら、大きな大きな見たことも無い月で「月夜の晩」のありがたみがどんなものだったか実感したこともあります。


で、なんの話!?ってやっと本題(笑)
私は、音楽を聴くのもライブに行くのも好きです。
その場でたまに言われる
明るい・希望=太陽
癒し・暗さ(良い言葉が浮かばない。静けさとも少し違う)=月の、対比が私の中では逆だなと、
いきなり気づいた。

私にとって、夜空に浮かぶ月明かりは、足元を照らしてくれる希望だ。
逆に俯いている自分に気づかせてくれるのは、吹雪の日に見える目視出来る太陽だ。


だから明るくて元気になる音楽ほど、私のイメージは月で、
少し考えさせてくれるような、今、自分は辛いんだなと足元ばかり見て立っている自分を包んでくれるのは、あのしかめっ面の必要ない太陽だ。


私の好きなことに例えて言うなら、
THE GUNG BALOONさんや
THE THEATERSさんのライブ。
舞台でなら、間違いなく『夏への扉
映画でなら……書き出すと止まらないですが
こちらの方が私には「明るい夜の月」なイメージ。
暗がりでも大丈夫だよと照らしてくれる明かり。
楽しいと安心が入り交じっていたりします。

そして、
スロウハイツと太陽
岡まことさん
町田直隆さん(ちなみにモークスは月寄りかな?)
それでも世界が続くなら
こちらは太陽。

ただ太陽側は少し複雑。
なぜなら雲の厚みに差があったり、
風の音があったり無かったり、
物凄く自分基準なイメージが強いから。
だからいつもあまり上手く説明出来ない。

目視できる太陽は、ほとんど影を作りません。
何故なら照っているのにほとんど日は差さないから。
「むき出し」なんです。見ている側も。
だからグッと伝わってきたり
むき出しのまま「それでしか生きられないなら、それで生きていくしかないんだ」とふと小さな火が灯されたような気持ちになったりするので、結局、ぶ厚い雲の向こうの太陽のようなイメージの人達の音楽を聴く機会の方が多くなったり……


ただ当然、そんなキレイに2つに分けられるはずもなく……ふと思い出した景色やっぱり2つ。

日が昇る時間が遅くなる季節。
学校に行くような頃でも明け切っていない日、
歩いて(聴いて)いるにつれて、どんどんと
目が覚め(気が冴え)てくる時間。
なんだかHELLO1103・Tia Rungray・yumegiwa Tone、もちろんこの3組だけではないのですが浮かんできて、面白いなと思っていました。


そして、最近いっぱい行ってる3markets[ ]さんやソウルフードさんは!?
ちょっと難しい...多分、受け取ってる部分が違うんだろうなと思いつつ。
秋に落ちた葉が、土に埋もれる前に雪で凍ってしまい、春にカサカサと音を立てて風に吹かれているのを見た時の、あの(毎年なのに)感動と雪の冷たさを改めて実感する心持ちを思い出していました。

上手く伝わる気がしない(笑)


でも、どんなことにも繋がっているのは、
皮膚感覚としてある小さな「痛み」
これに尽きます。


何かを刺激されたり感じることに
私はいつもある種の疲れを伴います。
でも特別なことだとも思っていません。


それは楽しいだろうと悲しいだろうと、
切ないだろうと有難いだろうと同じ。

だからライブや観劇・美術館へ行くこと、
疲れたなと思っても楽しいし好きなのだろなと。


ちょっと話を戻すと大抵「太陽のように明るい人」「月のように静かな人」のように形容されたりしますが、疑問1つ。
太陽って時に暴力的じゃないです?特に強い西陽と真夏の昼間。あんな明るさなら、私は近寄りたくないです。
薄闇の中で、街灯の方が明るく頼りになるなら、月を眺めたりしない。そんなことより真っ直ぐ帰りたい(笑)

でも、爽やかな日に少しの雲が広がっている日のポカポカした陽の光は好きです。
ため息吐きながら歩く帰り道。
何気なく顔を上げると見える月は、やっぱり優しいです。

我ながら、何が言いたい!?

たった1つの何かに、どれもこれもを当てはめることは出来ない。
育ってきた場所の空気感は、その人が想像する温度や色の濃淡にまで影響があるのが普通では?と
ひそかに思っている私には、何かのイメージを語った時、分からないことは分からないままでも良いかな?と思っていたり、逆にその「分からない」を
こちらに「分かる」ように、面倒くさがらず説明してもらえることは、ありがたかったりします。

(また話、飛んだ)

もう少し絞って書き出す予定だったのにな...
どうしても、あの目視できる太陽を見ていると感じる「雨だろうと曇りだろうと太陽は輝いているのだよ」と、それこそ「明けない夜はない」的に語られる比喩は本当だなと間抜けなことを実感しつつ、
強い風にいつも以上に足元を見ながら、
車に気をつけて歩いた、あの寒い日、
あまりに太陽が綺麗で眺めていたくて仕方なかった時の自分が思い出されて仕方なく。
そちらにばかり感想が寄るのでバランス取ろうとして失敗しました。笑


それでも、そんな綺麗な太陽に見惚れながら「このまま突っ立っていたら、凍えて死ねるかな?」と
思う自分に苦笑が出たり、
そんな日ほど長く歩きたくなっては後悔したり、
今とあまり変わらないなと思ったりしていました。


人生に特効薬なんて無いのでしょう。
ライブに行って歌を聴いて救われることなど、
元から救われているだけなのかもしれないです。

でもだからこそ、聴きたいのかもしれないです。

自分は辛かったんだなと、
もっと笑いたかったんだなと、
生きてやると言い切る人の歌を聴きたかったんだなと、
生きていてすみませんと思う気持ちだって持っていていいんだなと、
他人の言葉がわずらわしいんだなと、
そういう色んな感情を一度にいっぺんに受け取って感じるなんて無理だから、
だから、色んな場所に色んな種類の
色んな形で表現する人達の音を
聴きに行きたくなるのだなと、、、


どうしてか減らしたいのに、
一向に減らせないライブの数に
何となく納得してしまったような…

予定を入れてるライブや観劇がやっぱり楽しみで、
私はこれから何回、あの日の太陽と
あの日の月明かりを見つけることが出来るかな?と思ったりしつつ…

あと、当たり前ですが
書ききれなかった方達の音楽や
舞台がいっぱいありまして……

1つ1つ読書感想文みたいに、何かしら書けたら良いのですが...それは厳しい(笑)

でも最近は、疲れが勝ちだしているのは本当。
他人の中にいるのは疲れる。
予想外だったのは演者さんは気にならないようですが、私は演奏中の喫煙に不快を感じることでした。
喫煙者と出かけて喫煙所に付き合うのも苦ではないのですがね…あれはなんだろう!?

他にもいっぱい。
ゆっくり聴きたいほど良い歌を歌っている最中の
酔っ払いやグループの笑い声や話し声も台無しにされてしまうから、いっそ来なきゃ良かったなと思ってしまう時もある。
呑めないし1人で行くことがほとんどだからですかね?

やっぱり減らしたい……と堂々巡りの中で
それでもやっぱり「次も見たい」「生で聴きたい」と
思う気持ちが、まだ勝っているようなので、しばしアチコチに出没すると思われます!!

周りを見ずに気にせずいたいな。
それだけのことなんだ、、、知ってる。


さて12月、年内ラストは
観劇(同じ舞台を昼夜2回観る気でいる)
Lanaさんの企画ライブ
町田直隆さんのバースデーライブと
立て続けに観て聴いてラストになる『予定』

何度、私は太陽と月が見えるでしょうか!?
でも、いざとなったら
そんなこと関係なく楽しむんだろうな(笑)

せっかくの東京遠征のスロウハイツと太陽さんが
年末の新宿で、仕事込みでほぼ諦めているのですが
心残り……
酷い連勤もない分、祝日を含め長期休暇や大型連休も無い職場なのですよ。
頑張りますともさ!!


やっぱり駄文になった。
ただの自己満足の覚え書きです。

ある方のMCから刺激されて
ずっとずっと浮かんでいた、私の中の「太陽」の
長い長いどうでも良すぎるお話しでした。

ちなみにこちらは数年前に北海道からの帰りの飛行機の中で見た太陽。

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そしてもう1枚は、晴れているのに霞んでいる空にガッカリしていたら、晴れているからこそ
ハッキリとした影が美しかった分かりやすい某所。

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