テキトー日記

お出かけ感想日記なので不定期更新です。

止むにやまれぬ想い

無伴奏ソナタ』と『それでも音楽は鳴り続ける〜北風と太陽〜』を1日かけて観て聴いてきました。
思うところは、これから書くことが全てじゃないけれど、まとまった分を一気呵成に。

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無伴奏ソナタ」は東京公演も残り少ない、でも地方公演もあるから観る機会があるなら心から観てほしい。昨日、観劇した後に行った素晴らしい3組の方のライブでより、その気持ちが強くなりました。


自分で何気なく使った「止むにやまれぬ想い」その言葉は、昨日の舞台とライブを観て聴いたから出てきた言葉です。
でも、それはきっとあの舞台根底に、そしてあのライブにも同じく流れているものでは?と思ってしまいました。
主人公のクリスチャン始め、キッカケを作ったリスナーにもきっとあったんだ、止むにやまれぬ想いが、と...


あの舞台が問いかける「幸せ」についてはまた書き直したいと思います。今は、もう一つのことを。

無伴奏ソナタ』を観て、流れる涙はただの同情や切なさの涙だったかな?それがきちんと腑に落ちないまま見たライブ、『ラクルイノヨルニ』『スロウハイツと太陽』『それでも世界が続くなら』それぞれのパフォーマンスを観て聴いて、特にスロウハイツと太陽のボーカル・シミズフウマさんの言葉を聴いて感じたのは「止むにやまれぬ想い」でした。

届けたいから、伝えたいから、約束したいから、救いたいから、ここまで自分の足でやってきた人達の時間や選択を無駄にしたくないから、、、だからかな?
時には涙流しながら全身を使って表現していました。


舞台もライブも、私は本当は、何らかの形で生活レベルを落としたり、堪えたり、何の意味が自分にあるのかな!?
それに、やっぱり人が多い所では何気ない所や思いがけない場面で嫌な思いをすることもある。
そういうこと分かっていて、どこかに行こうと動く自分が不思議で、通うことを辞めたいと思いはじめてました。

でも昨日、バッとそんな気持ち吹っ切れて飛んでいった瞬間がありました。どの場面かまでは覚えてない。だけど、何を悩んでたんだろう!?
私は、今日に限らず「このステージに立たなきゃ」なのか「立ちたい」なのかは分からないけれど、そういう方達のパフォーマンスを観たり聴いたりすることが好きなんだって思いました。


そこに理由なんていらないだと……
無伴奏ソナタ』には、色んな人の「止むにやまれぬ想い」をすくい上げるチカラがあったんだ、今はそう思ってます。

好きを嘲笑された人・向いてないと一言で否定された人・そんなことに時間やお金使うの?と賛同は無くとも理解すらしてもらえなかった人、それでも好きを貫きたい人、立ち向かわずにはいられない人、何と言われようと自分の思いに素直でいたい人、そういう人達の心にあるもの全部。
歌を聴いたり歌った時に、
「泣く時があっても不幸だからじゃない」
そんな当たり前のようで、わざわざ言葉にしないこと。
自分を哀れんで流す涙なんてまっぴらで、でも止まらない涙はあって、その涙は...(ここからはネタバレなので、別のブログで!)


それが、スロウハイツと太陽さんのライブで繋がった。涙が出てどうしようもなかった。
今の好きと観たいを、可能なら続ければいいじゃない!?何を悩むことがある?ここで歌っている人は、もっともっと強く深い思い背負って、それでもステージの上で「自分達の」歌を歌っているじゃないか、カッコよすぎるよ、ズルいよ。
結局、またライブ見たり、舞台を観に行きたくなるじゃないかって...


無伴奏ソナタ』の出航式で主演の多田直人さんが「再再演でもクリスチャン役を演じられて嬉しいです。大げさかもしれないけれど、ラストで見える舞台からの景色は、自分の最後の瞬間に浮かぶのではないかと思っています」そう仰った。
何故か何もかもが繋がってしまって、思い出したことも含めて涙が止まらなかった。


昨日(5月17日)、私が目にし、聴いてきた言葉や音は、誰にも迷惑かけない「好き」を「趣味」を「目標」を嘲笑された全ての人への応援だった気がしています。


キャラメルボックスの舞台、ますます好きになりました。
スロウハイツと太陽・それでも世界が続くなら、もっと聴いてくれる人が増えたらいい(ラクルイノヨルニさんは、私がこれからもう少し聴きます)


ごちゃ混ぜですが、昨日、感じたことの一部です。
私は、稼ぐぞー(ง •̀_•́)ง笑