ペインコレクター・感想編
※気をつけたつもりですが、どうやっても
ネタバレありになります。
DVD発売を楽しみにされている方は
読まなくても……
と、言うことでスタート!
写真、挟んどきますね!(意味無いか?)
2018年10月18日㈫
19時の回、観てきました。
初日です。
前置きは、前回のブログで書いたので、
手っ取り早く続きから。
不可能を可能にする者が持つ超能力とは?
斬新だったなと思ったのは、この手の能力だと被害者側の無念や知ってほしいという情念のような何かしらを受け止める設定が多い中で、
「相手が誰かに与えた苦痛を感じる」という一点。
じゃあ犯行は!?となると、またここはいろいろがいろいろなので秘密です。さすがに言えない!
さて、どちらが辛いでしょうね?
「その人自身が持っている痛みが伝わってくる」
「その人自身が誰かに与えた痛みが伝わってくる」
ここがでもトリッキーなんですよね……
例えば暴力的に相手を傷つけたとして、その人自身が楽しかったか?その人自身も痛かったか?実はどうしようもない事情が隠されていたのか?
この辺りはすっ飛んで、(恐らく)悪意がより強く、相手の命乞いを無視できるほどの殺人者に限り、
殺された相手の痛みが伝わってくる感じ...キツい。
でも「共感性」「共有能力」の強さとして受け止めてみた時、考えこんでしまう能力とラストでした。
「思うとおりに、やらせてやれ!」
この言葉、私は言わない自信はあるだろうか?
「止めたいんだ!」苦悩しないでいられるだろうか?
そして手を汚すことはできるだろうか!?
あまりにも厄介な能力。
でも救われる人もいる皮肉な能力。
犯人は、どうやって普通の生活を送っていたか?
細かいところは、全てコチラの想像するままです。
何より、誰のどの言葉や感情に「共感」するかによって感想は少しづつ違うものになっているだろう舞台。
お見事でした。
共感・共有の持つ救いと残酷さを同時に
ぶつけてこられるとは思ってもみなかった。
連れていかれたアノヒトに与えられた
「相応の報い」が、どんなものかは分からないままでしたが、分からなくて良かったかな!?
後味がまた違うものになってしまいそうでした。
人って単純。
過程だけを見ているうちは「それで当然だ」と思うことも、結果を見せられた途端に「そこまでしなくても」に変わったりする。
だから結果はいらなかったのでしょう。
報いを受けるべき存在として舞台から去っていったんだ。
中途半端な正義感や綺麗事の寄せ集めのような終わりより、よっぽどいろいろ考えてしまいましたし、唸ってしまいました。
本物のテレビドラマのように少々あった、その後。
カッコイイとこ、全部持っていった人。
実は1番に腹黒さを持っていたのは!?
な、人。
なんとか救いがあったかな?な人。
そして藤間圭吾。
あの音は本当に痛そうだった〜!
と、同時にあの場面は、こうであって欲しかった。
(本当はもう少し具体的に書いていたのですが、
ツイッター上のネタバレツイートに興醒めしたので
削りました。実は1番に思っていた感想だったのですが...この部分のみ下書きから訂正しました)
演出で「こうであってほしかった」と、
思わせられたのかもしれませんがね(笑)
観劇をし始めてやっと半年。
幅が広すぎて選び方も分からないので、
観劇のきっかけになった『夏への扉』主役の
畑中智行さんの舞台を中心に観ているところです。
毎回「あぁ、畑中さんらしい感じだなぁ」と思いつつ、感想が当然違うのは面白くて興味深く楽しい。
少しづつ広がるかな?無理をするつもりはありませんが……次のピウス企画の人狼TLP(で、合ってます?!)も楽しみにしています。
どこまで再現して良いのかな分からないので、
この辺で...今回も無駄に記憶力強かった(笑)
だから本当は御一方づつ感想あるのですが、
全てのネタバレへ!!なので諦めました。
あ、いつもの感想、1つ。
初日の演者さんのカミカミはもしかして
「初日だからこそ」のお楽しみなのでしょうか!?
いつか聴き比べられるくらい、同じ舞台に通ってみよう!!笑
では!!